FOMC後に注目

日本時間あす未明に米FOMCの結果が出る。世界中が関心・・・といっているが、本当か?筆者は「25bp利上げ、かつ、引続きインフレへの警戒を示す」以外のシナリオは殆どありえないとみています。一部で「一気に50bp?」とか、反対に「声明で打止め示唆?」とかいう説があるが、こういう説はいずれもまさにポジション・トークというやつでしょう。
で、予想通りの結果となったら、問題はむしろその後か。「FOMCの結果が出るまでは動くに動けない」を口実に、W杯に夢中になっていた欧州人、並びに独立記念日(7/4)前後のバケーションのことばかり考えていた米国人が、そろそろ本気でポジションを構築せねばならない時期にさしかかっています。
特にオイルなんて、最近あまりにボラが小さすぎます。こういうときは、相場というものはマグマを溜め込んでいるものであり、ひとたびレンジをブチ抜けると、マグマが一気に炸裂して一方向に突っ走るものだ。ではその方向は?、ブル男として言うなら、上なんじゃないですかね?早く90ドルまでいってほしい。(ブル)