「見返り案」への回答は8月・・・?

アフマディネジャド大統領(イラン)はEUの提案した「包括的見返り案」に対して、8月中〜下旬を目処に回答するとしました。欧米は7月中旬に行われるG8サミット(於ロシア)までを期限としているだけに、イランのこのような姿勢は時間稼ぎと捉えるでしょう。つまり回答を先延ばしし、その間に着々とウラン濃縮のノウハウを蓄積するという戦術でしょ?というわけ。さあこれで欧米はどう出る?
原油相場は、同大統領の発言を受け、イラン問題への行き過ぎた楽観論が後退、70ドル台を回復しています。
日経平均は急伸、15000円を回復。為替も116円台に接近中。なんだか地合いが変わってきた?
それでもなお気迷い相場が続いているのが非鉄相場。きょうは銅が一時7200ドル付近まで回復していたのだが、すぐに反落、再び7000ドルを割れています。(ブル)