米FRBが利上げ継続に含み

現地10日(日本時間11日未明)に行われた米FOMCで、FF金利誘導目標を25bp引き上げの5%に決定。とまあ、そこまでは完全に織り込み済みですが、注目の声明文や会合後のバーナンキ議長の会見は、次回以降の利上げ継続に含みを持たせる内容でした。これにより次回以降のFOMCはますます読みづらくなりましたね。意見は分かれる所でしょうが、少なくとも一部で期待されていた、「利上げ打ち止め」観測が後退したことは事実でしょう。
それにしても(織り込み済みだったとはいえ)米国の政策金利が名実ともに5%の大台に乗ったわけで、そろそろ景気後退懸念とか、マネーの収縮といった思惑が、コモディティー市場に浸透し始めてもおかしくないと思うのですが、、、、強いですね。きょうは「悪材料出尽くしで買い」ですか?まあ「米利上げ打ち止め」観測後退にも関わらずドルの上値が重いことは、コモディティーに買い安心感を与えますけど。
特に銅はいったいなんなんでしょうか?私がオフィスを離れた頃、LME銅はまた400ドルもブチ上がって8500ドルに接近してましたが、今ごろいくらなんでしょう?事実を知るのが怖い。国内の主要指標である山元建値が、きょう日中に97万円に引き上げられたばかりですけど、LMEがこんなんじゃ、また上げなきゃいけないですねぇ。するとやっぱり、百万円突破ですか?!
で、おもむろにCOMEXのHPをみたら、なんと400ドルの文字が・・・。てことは、LMEはいま8700ドルぐらい??(ブ)