そろそろ新展開が欲しい
海外時間にドル円為替は１１３円に乗せたようだ。ドル安地合いに変化の兆しが。そうなると商品相場も流れが大きく変わるかも。オイルはもみ合い、銅も（非常にボラタイルだけど実は）もみ合い。既往レンジに飽きたので、そろそろ新展開が欲しい。
ところで、あの村上世彰サン、あっさり罪を認めてお縄になりましたね。インサイダー取引かどうかなんて、どこまでいったってグレーゾーンなんだから、もっと戦えばいいのにと思うんですが・・・。「プロ中のプロ」はロスカットも早い、そこがプロ気取りのホリエモンとの違い、ということ？っていうのは皮肉だが、なんか裏がありそうでプンプン臭うんだけど、そこのところを分析する能力はない。（ブ）
週末のオイル相場は大幅反発
おはようございます。
金曜日のブル様コメントにあった通り、米雇用統計は激弱。とーぜん米債は中・長・超長期債がいずれも買い戻されて10ベーシス以上の利回り低下。ブル様シナリオの①がとーせん確実なところに、ナイジェリアで外国人労働者が拉致。さらにValeroの改質プラントが停止の報でカウント３が入りました。
今朝方ナイジェリアの人質は解放された模様ですが、今度は昨日にイランの指導者ハメネイ師が「（米欧が）誤った行動をとれば中東のエネルギー輸送は深刻な打撃を受ける」（本日付け日経朝刊）との発言から、ホルムズ海峡封鎖懸念が出てアジアオープンから既に1ドルを超える上昇となっています。
先週末の大幅上昇で、四月下旬からレジスタンスを上抜けました。まだハリケーンは発生していないけど、ここが相場の転換点になるのかなあ？？（どちび）
米雇用統計は非常に弱く
米雇用統計（５月）は非常に弱く、非農業部門雇用者数（ＮＦＰ）は前月比わずか＋７５千人（事前予想は＋１６０千人）に留まりました。しかも発射台となる４月が下方修正。米雇用にもいよいよ陰りが見えてきたんでしょうか？
発表後（東京時間２１：３０）、当然ながらドル為替は急落、ドル金利は急落となりました。さあ、商品市況への影響はいかに？①ドル安＆米利上げ打ち止め⇒コモディティー高、②景気失速⇒コモディティー安。全く異なる結果がありうる。
ところでいま米国が夏時間だから、雇用統計発表が１時間前倒されています。私も、そして隣の席の２年目の後輩も、別件で２１：００頃まで残業していたので、彼に「せっかくの機会だから雇用統計直後の相場を見ておけ」と、柄にも無く先輩風を吹かせてしまった。「教材」としてロイター画面上で、為替とＦＦ金先の画面を拡大表示して、２１：２８頃からＮＴＴの１１７番で時報を鳴らした。
「午後９時、３０分を、お知らせします。プッ、プッ、プッ、プーン」。ベンダー上にいっせいに統計の数字が現れる。しかし、私のもともとの英語力の無さに加え、久しく実戦から離れているゆえの勘の鈍りから、「うん？うん？」と言っている間に、後輩が「７５Ｋです！」。で、為替を見ると、すでに６０銭ぐらい飛んでいた。ＦＦは？５ベースのジャンプ。
サプライズがあったおかげで、「教材」としては最高だった。しかし「教師」の能力が・・・。「なっ、すごいだろ？」と、精一杯の先輩風をふかせ続けながら、ちょっと敗北感があった。（ブ）
